科研費による研究

基本情報

氏名 田中 マキ子
氏名(カナ) タナカ マキコ
氏名(英語) TANAKA Makiko

課題名

外力調整に基づくスモールチェンジ法の有効性とその経済効果

研究種目

[基盤研究(C)]

研究期間

2014/06-2017/03

単独・共同の区分

共同

代表者

田中マキ子

研究分担者

磯貝 善蔵、根本 哲也

総配分額(千円)

 

概要

療養環境において、2時間おきの体位変換は、療養者の良好な睡眠の妨げ、介護・看護者の身体的・精神的負担をもたらすとして注視される課題である。そこで、2時間おきの体位変換の必要性とその根拠について関係学会において議論され、2時間おきの体位変換は必ずしも必要ではないとの見解が出された。されど、2時間おきの体位変換に変わる具体的な方法等は検討されていない。そこで本研究では、2時間おきの体位変換に変わる新たな方法としてスモールチェンジ法を提案し、その安全性と有効性を検討する他、介護・看護マンパワーに資する経済効果について明らかにしたい。高齢社会の進展は療養者人口の増大を予測させ、療養環境の質の改善はもとより、介護・看護者の負担軽減は重要な課題であり、本研究はこうした課題解決に貢献できると考える。