学校不適応防止の目的で、毎年新中学1年生を対象に「心の健康調査」を行っている。これまでの調査から、いわゆる「中1ギャップ」と言われる小学校から中学校の接続において十分に適応できない実態が見えてきており、特に中学入学から半年で勉強に関しては徐々に理解度が低下すると共に学校生活に楽しさを感じられなくなる様子や抑うつ感が増す傾向がみられた。前年度からデータ数を増やし、学校を2校にして分析を行ったが、主な結果に変化は見られなかった。また5月と10月で困りごとを引きずっている生徒は抑うつ状態が強く現れていた。