こころの健康調査(こころに関連した状態16項目、DSRS-C18項目)を5月と10月に「色彩樹木画」は5月のみ実施した。
1.こころに関連した状態16項目を5・10月で比較したところ、5月で最も当てはまる生徒が多かった「嫌なことを思い出すことがある」のみで有意差があり、当てはまる生徒が10月では減り、10月に当てはまる生徒が最も多くなったのは「体が緊張しやすいことがある」であった。
2.DSRS-C18項目では、5・10月で「やろうと思ったことがうまくできない」が最も多かったが、18項目全てで有意差はなかった。
3.事例の状況を踏まえて描いた樹を分析していくことで、その事例生徒の心の状況について広く分析することができ、そこで捉えられたこころの状態を教師、親、本人にわかりやすく伝えることができた。