触法障害者の地域生活支援：その実践と課題

［編者］生島浩［共著者］今福章二、小林隆裕、内山登紀夫、岡本英生、大村美保、辰野文理、小長井賀與、藤岡淳子、佐々木啓文、岸恵子、垣内佐智子、岡田卓司、水藤昌彦、マシュー•J•フライズ

金剛出版

185-197,198-222

本書は、障害のある犯罪行為者の地域生活支援について、現時点までに展開されている主な実践を記録し、課題を検討することを目的として刊行された。筆者は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州における障がい福祉での支援制度について、成立の歴史、概要と利用者の状況を説明したうえで、日本の地域生活支援に対する示唆を検討した。また、同州の州政府機関に勤務する実務家より寄稿された論文を日本語に翻訳した。
【担当箇所】「第Ⅳ部第1章　国際比較を踏まえた地域生活支援の在り方：オーストラリア•ニューサウスウェールズ州における支援制度との比較において」【13頁（185-197頁）】、（翻訳）「第Ⅳ部第2章　知的障害のある犯罪行為者のための「相乗モデル」による更生支援」（原著者=Matthew Frize）【25頁（198-222頁）】