本書は、一般社団法人ソーシャルワーク教育学校連盟の企画による、最新社会福祉士養成講座・精神保健福祉士養成講座シリーズの第10巻として刊行された。筆者は編集委員として全体構成の検討、原稿執筆、他執筆者からの提出原稿の確認と全体としての統一作業を分担した。担当した第1章では、教科書全体の導入として、なぜソーシャルワーカーがかかわるのか、求められる姿勢、刑事司法と福祉の関係をめぐる変遷について解説したうえで、ソーシャルワークの実践場面、期待される役割と留意点、支援にあたってのジレンマの各点を説明した。
【担当箇所】「第1章 『刑事司法と福祉』総論」【15頁(2-16頁)】