矯正施設を退所し自宅等で地域生活をしている知的障害者等の生活実態調査――全国地域生活定着支援センターに対するアンケート調査から――
国立のぞみの園紀要
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104-123
[共著者]古屋和彦、関口清美、水藤昌彦、脇中洋、相馬大祐
本稿は、矯正施設を退所して自宅等に帰住した知的障がい者等の生活実態と福祉的支援の現状を明らかにする目的で、全国の地域生活定着支援センターを対象に実施したアンケート調査(42センター、436人)の結果について報告したものである。自宅等への帰住・転居の理由、主な支援者、日中活動、自宅等からの転居先について分析、考察を加えた。