障害のある犯罪行為者の受入れ経験のある事業所における支援に関する研究 : 情報収集,評価・分析・解釈,共通理解に着目して

国立のぞみの園紀要

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123-130

［共著者］相馬大祐、関口清美、水藤昌彦、小林隆裕、渡邊守、佐々木茜

本稿では、犯罪・非行をした障がい者に対する障がい福祉事業所におけるアセスメントと支援の状況を明らかにする目的で、支援実績が一定数ある事業所（n=5）に訪問調査を行なった結果を報告した。支援過程を時期に応じて段階に分け、各段階での情報収集、評価・分析・解釈、共通理解の形成について調査し、アセスメント過程、およびアセスメントと支援の関係を整理した。アセスメントと支援の関係では、リスク評価は一定なされているがそれへの具体的な対応策を定めている事業所はなかった。