入院中の小児がん患者への支援―特に社会的側面への支援について―
第64回公益財団法人 日本医療社会福祉協会全国大会 第36回日本医療社会事業学会 (合同学会).
新潟(朱鷺メッセ)
2016/05
菱ヶ江 惠子
入院中の小児がん患児について、社会的側面のQOLを維持する要因について検討した。調査・分析の結果、入院中にQOLが低下しなかった要因には、他の患児との交流があったことや、年の近い子どもと過ごせたこと、病棟内でも遊んでいたこと、学校教員や友達とのつながりが学級通信などにより維持されたことが挙げられた。入院中であってもQOLを維持できる可能性があり、入院中であってもその子らしく過ごせる環境の整備が必要である。
入院中の小児がん患児について、社会的側面のQOLを維持する要因について検討した。
調査・分析の結果、入院中にQOLが低下しなかった要因には、他の患児との交流があったことや、年の近い子どもと過ごせたこと、病棟内でも遊んでいたこと、学校教員や友達とのつながりが学級通信などにより維持されたことが挙げられた。
入院中であってもQOLを維持できる可能性があり、入院中であってもその子らしく過ごせる環境の整備が必要である。