私たちは毎日何かしらを消費して生活しています。しかし、その消費によって見えないところで環境破壊がおきたり、人権が侵害されていたりしています。例えば、価格が安い洋服の中には、生産に携わる人に適正な給料が支払われていなかったり、劣悪な環境で働かされていることが指摘されています。このような状況は生産する側にも責任がありますが、消費をする側にも責任があります。消費者には商品を選択するときに値段や機能、デザインだけではなくその商品がどのように生産されているか、またどのように廃棄されるかを知り、適正なものを選択することが求められます。このような消費の仕方を「エシカル消費」と言います。このエシカル消費について学ぶ講座です。