中年期にある性的マイノリティ者による人生経験の語り－KJ法による分析から―

日本心理臨床学会第41回大会

日本心理臨床学会

遠隔

2022/09/02-25

佐々木直美

中年期の性的マイノリティ者に対する、グループインタビューによるマイノリティであることによる人生経験から得た学びから、心理・社会的適応の要素を明らかにした。その結果、自身をLGBTなどの枠組みとして捉えず、「一人の自立した人」として捉え行動する姿勢、また自身について周囲からの理解の積極的に求めようとせず、ゆっくりと待つ姿勢が伺えた。