在宅で乳幼児を育てる高齢初産の母親が自分なりの子育てができるようになる長期的プロセス
母性衛生
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818-826
時田純子、唐田順子
在宅で乳幼児を育てる高齢初産の母親が、子育てを開始して自分なりの子育てができるようになるプロセスを、母親22人を対象にインタビューし、M-GTAの手法で分析した。プロセスは、【思ったより大変な子育てが始まる】。母親は【子育ての理想と現実の間でもがく】ようになり、子育て仲間を探すが【若いママとはつき合えない】と感じ、≪同年代のママ友という拠り所を得る≫こと等で【子育てのための拠り所を得る】。そして、【自分なりの子育てができる】ようになる。