産科医療施設の看護職者が「気になる親子」を発見・判断し、他機関との連携を発展させるプロセスを質的研究で明らかにし、その実態を量的調査で確認した。
看護職者が「気になる親子」を判断するためには【長期的な視座に立ち子育てを見据える】ことが重要であり,その視座を育むためには他機関からの情報フィードバックが不可欠であった。【親子のなりゆきを知る】ことは、【支援に還元される学びを得る】ことであり、【支援が進化する】ことにつながっていた。量的調査でも、保健機関からの情報フィードバックにより、連携への認識が強化されることが示された。