精神看護学研究におけるスケール開発の意義と課題
第43回日本看護科学学会学術集会
日本看護科学学会
下関
2023/12/10
矢田浩紀
精神看護学は、精神科の当事者も含めて、全ての人々を対象とした精神的健康とそのケアを探求し、人々がその人らしく生きていくことを支えていく学問です。精神的健康はメンタルヘルスとも言われますが、ストレス、レジリエンス、自己効力感など複数の概念から検討されることがあります。とりわけ、レジリエンスや自己効力感などの概念を取り扱う場合、それらは可視化できるものではなく、何らかの手法で定量化する必要が生じます。そこで登場するのがスケールで、その開発の意義と課題について発表した。