豪雨災害における被災地域の保健師活動の現状と課題
日本赤十字広島看護大学研究紀要
第23巻
1-9
古賀聖典,榮田絹代,眞崎直子
豪雨災害における保健師活動から、災害支援活動の現状と今後取り組むべき課題を明らかにする目的で、保健師8名に半構造化面接を行い、質的統合法を用いて分析した結果、保健師は自然災害の中でも豪雨災害による被災者支援を経験する機会が多く、過去の経験を踏まえた後方支援を受けやすい特徴があることから、経験年数が少ないうちから支援を経験していくことが今後の支援と受援において重要であると示唆された。