ロールレタリングの記述内容からみた自己理解・他者理解
日本ロールレタリング学会第13回大会
日本ロールレタリング学会
福岡市
2012/08
榮田絹代
榮田絹代1回のロールレタリングが(以下RL)看護学生の自己理解・他者理解を促す効果を明らかにする目的で、実習中の学生93名に対し、記述内容を質的に分析した。相手に対して好意的な場合は、相手の立場に立ち、感情も素直に表出できることから自己理解・他者理解の深まりが感じられるが、否定的感情を抱いている相手とのRLでは1回では限界がある。回数を増やすことや、感情の吐き出しが十分できるよう寄り添う支援者が必要となる。