栄養学科実験科目の一授業で導入された グループ学習とeラーニングの有効性と問題点
山口県立大学学術情報(看護栄養学部紀要)
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畔津忠博, 森山結香, 宇田川暢, 繁田真弓, 人見英里, 長坂祐二, 加藤元士
本学の栄養学科で開講されている病態栄養学実験は、実験を通して生体への理解を深めることを目的としている。この科目では、学習効果を高めるためにグループ学習を取り入れている。また、eラーニングシステムを利用し、グループ学習で得られた成果をグループ外の学生でも共有できるよう配慮している。本稿では、2014年度の授業におけるグループ学習とeラーニングの効果や問題点に関して、他者評価、自己評価、授業評価、学習時間などの結果を基に報告する。