「新型コロナウイルスは人々に何を論じさせたか」
山口県立大学学術報告
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2020年の新型コロナウイルスが、人々に論じさせた各種の論稿や提案などを通じ、それぞれの主体が日頃考えていたものがなんであるかを描き出す試み。時事的な報告というだけではなく、まさに「ショック・ドクトリン」的な、ある事件を通じて人々がこれを契機に自分の考える世界の改善・改革・改編を訴え始めた状況を明らかにしようと試みた。