「異文化理解から交流実践へ―異文化交流論の進め方と到達目標」 『Cross-Cultural Pitfalls: 異文化の落とし穴』
山口県立大学国際文化学部国際文化学科編、安渓遊地・渡辺克義・Wilson Amy・馬 鳳如・張 玉玲・金 恵媛・岩野雅子
公立大学法人 山口県立大学
59-79
1994年に改組により国際文化学部が創設され、学部基幹科目(必修)として「異文化交流論」が開設された。時代のニーズをとらえた新しい領域であり、そこで身につける力や科目の内容等、類似の科目を担当する他大学の国際文化学部の教員同様、20年かけて科目を深化させてきた。そこで使用したテキストの変化、地域社会や学問の動向の変化などを振り返り、今後の方向性について言及した。