定時制高校生への修学継続支援としての居場所づくりから学習支援への展開―個別支援から政策形成に至るコレクティブ・アプローチ実践―
山口県立大学社会福祉学部紀要
第22巻
47-58
定時制高校における修学継続支援として、行政、高校、社会福祉法人、NPO法人が連携して行っている居場所づくり・学習支援カフェ事業を中心とした取り組みをコレクティブ・アプローチの展開プロセスを用いて検証した。その結果、この取り組みは、カフェ事業を中心として定時制高校生への個別支援からネットワーク構築を伴う地域支援を経て政策形成に至るコレクティブ・アプローチ実践であることを明らかにした。