学会発表(口頭発表・ポスター)

基本情報

氏名 大野 正博
氏名(カナ) オオノ マサヒロ
氏名(英語) ONO Masahiro

タイトル

トウキ由来成分における ACE 阻害活性の加熱による変化

会議名

日本栄養改善学会第13回中国支部学術総会

主催者(学会名等)

日本栄養改善学会

開催場所

広島県広島市

開催年月日

2017/07/09

単独・共同の区分

共同

発表者

大野正博、村地早織

記述言語

日本語

会議種別

ポスター発表

概要

【目的】セリ科のトウキは生薬として用いられる根以外の部位はほとんど利用されてこなかった.本研究では葉,茎の各部位が持つ生理機能性を有効利用することを目的としてアンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)阻害活性を測定した.【方法】各部位の乾燥粉末に蒸留水を加え 40℃ で 30 分間振とうして抽出試料液を調製し,さらに 100℃ で10分間加熱して煮沸試料液を調製した.活性は ACE Kit-WST(同仁化学研究所)を用いて測定し,IC50 値で比較した.【結果】葉,茎,根の抽出試料液では,茎での活性が最も高かった.また,根および葉の煮沸試料液では加熱前に比べて活性が高くなった.【考察】葉および茎は,加熱加工食品への利用が期待できる.