学会発表(口頭発表・ポスター)

基本情報

氏名 甲原 定房
氏名(カナ) コウハラ サダフサ
氏名(英語) KOHARA Sadafusa

タイトル

大学初年次学生の協同作業認識得点の変化

会議名

日本協同教育学会第12回大会

主催者(学会名等)

日本協同教育学会

開催場所

久留米大学文学部

開催年月日

2015/10/17

単独・共同の区分

単独

発表者

甲原定房

記述言語

日本語

会議種別

口頭発表(一般)

概要

甲原(2013)は,共同作業認識を構成する3つの成分の内,協同効用が互恵懸念を経由し,個人志向に作用するという関係があることを示している。本研究では大学の初年次学生を対象に年間を通して計測することで,効果が再現するか否か検討するとともに,学年末に非協同的な態度を示す学生が,どのような特徴を持っているか検討した。結果から,本研究では先行研究とは異なり,協同効用が個人志向を経由し,互恵懸念に作用するという関係性が存在することが示された。また学年末において非協同的な学生について,協同的な入学生がそのまま協同的な学生になるわけではなく,入学当初の人間関係の方が学期末の共同作業認識を予測しやすいことが示された。